第3097日【 知彼知己百戦不始 】
みなさんこんばんは!
今日は、とある不動産の売買物件をご購入希望のお客様とのご相談です。
物件の現地で実際に見ていただきながらお話を伺います。
・引き渡しの時期などをご相談させていただくことはできるでしょうか?
・物件の価格に関して、少し相談させていただくことは可能なんでしょうか?
・手付金の金額などはどう決めたらいいでしょうか?
などなど、初めて不動産を購入されるお客様で、わからないことでいっぱいのようです。
もちろん、不動産を何度も購入される一般の方ってそうたくさんはいらっしゃいませんから、ごく普通のことなんですけどね。
そういう場合、お伝えすることは。
・ご希望がある場合、「交渉」ということになります。
・「交渉」なので、「相手ありき」です。
・「相手ありき」なので、あなたの希望を聞いて、相手がどう思うかを想像してみましょう
例えば、
「1,000万円」の物件を「300万円」で買いたいっていったら、流石に売主さんも怒りますよね。
(収益物件や空き家の物件の売買の場合、投資家さんからはこういう「指値」がされることは結構ある事実ですが)
もちろん、相手を忖度しすぎると何も言えなくなってしまうので、その辺りの
「匙加減」
は、間に立っている不動産屋さんにご意見を求められたら良いかと思います。
例えば、
「引き渡しを半年後にしてほしい」
という要望があなたにあったとします。
これを相手がOKするのか、NGとするのか。
この辺りは、売主側の状況や考えあってのこともありますが、不動産売買に関する
「慣例」
や、
「リスク負担」
の問題も考えないといけません。
引き渡しが先になればなるほど、売主さんはリスキーになります。
・途中で買主の事情が変わって契約がキャンセルされたら?
・引き渡しまでの間に雷が落ちて火事が起きたら?
・引き渡しまでの管理費用は?
ということですね。
そういう目線から見るとわかりますが、不動産売買においては、あくまで一般的な話ですが、契約から1ヶ月程度でお引き渡しをすることが通常かと思います。
もちろん、地域差や事情によりけりかと思いますけどね。
と、なると。
例えばあなたが不動産の売主だとします。
特に、今これを売却しないと明日破産だ、みたいな極端な状況にはありません。
売り出している物件を購入したいという買主さんが現れたとしますね。
その買主さんから、
・売買代金の10%値引きをしてほしい
・エアコンの設置をしてほしい
・引き渡しを3ヶ月後にしてほしい
と、立て続けに相手側の要望が来たらどうしますかね。
まず、
「とりあえず、そういうお客さんならお断りしようかな」
と、考えても無理はないかもしれません。
その
「匙加減」
は難しいものがありますが。
相手の立場や状況を考えながら、自分の思いや状況を考えていくと、少し、方針が決まりやすいかもしれません。
そして、その方針の決定までに、不動産屋さんを少し頼ってもらえたら。
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昨日も一日仕事だったので、今日はせめてお昼以降はお休みとしようと思い。
お昼は、高岡の名店、
「吉兆佐」
で、好物のラーメン。
寒い1日だったので、あったまる!!!
でも、ちょっと味変わったなー。
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