第3362日【 調整区域は難しいんですよ 】
みなさんこんばんは!
今日は、先日別の業者さんからご相談があった、市街化調整区域の不動産に関しての調整。
案件としては、市街化調整区域にある空き家を売却したいというご相談なのですが。
その物件、市街化調整区域にあるんですが、
・50戸連担と言われる要件は満たさない
・富山市には「11号地区」と言われる地区は指定されていない
ということで、現在ある建物は
・農家住宅
もしくは
・既存宅地
という制度で許可を得て建築されていることになります。
が。
今回、その土地建物を売却したいということになると、その許可の要件が
「農家住宅」or「既存宅地」
のどちらであるかは非常に大きい問題です。
そしてまた、今回の不動産に関しては、それだけではなく、
「土地収用」
に関しての事情も絡んできます。
この土地、以前に高速道路が通ったことによって土地収容がされたことにより移転を余儀なくされたというような事情があります。
そうなると。
事態はさらに複雑に。
きっと、この問題の出口は
『都市計画法第43条第1項の許可申請』
になると思いますが、今回はダイレクトな許可要件が見当たらないため、状況を鑑みて、都市計画法第34条第14号の規定を利用し、
『建築審査会の議を経る』
必要があり、その上で許可をもらうことになります。
まずは明日、市役所の担当者さんと打ち合わせをしてくることになりますが、僕なりの理屈をまとめておきました。
なかなかに難しい道ではありますが、さぁどうなりますか。
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*

今日もいつものジョギング・ウォーキングです。
明日の未明〜午前中には富山に線状降水帯が発生するとも言われているせいか、写真のような天気ではあったんですが、遠雷がかなりの頻度で光っている感じ。
明日の朝は要注意のようですよ!
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*
株式会社不動産のStepup、行政書士・相続診断士事務所StepupnのHPは↓へ


*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*

先日、ラジオに出演させていただいた時の音声データや、
任意売却の事例などをYoutubeで紹介しています。 よかったら、ぜひ^^
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

~不動産売買から農地転用・許認可まで~
株式会社不動産のStepup
行政書士・相続診断士事務所Stepup
TEL:076-482-5489