第3427日【 一緒に「不安」に対応する方法、考えておきましょう 】
みなさんこんばんは!
今日は、初めましてのお客様にご来社いただきました。
お父様とお母様の相続対策&認知症対策のためのご相談です。
今日はお母様もご一緒にいらしていただきました。
お母様とお父様の年代的には、後期高齢者にさしかかり、体力の衰えが自覚できてきたくらい。
お父様は昨年、脳梗塞を患い、一度はかなり認知機能が衰えてしまったようですが、だいぶ回復してきてお元気だとのこと。
また、お母様に関してはこれまた昨年、転倒して頭を打ってしまったそう。
外傷は多少あったものの、それ以上ではなかったのですが、次またいつ、転んでしまって障害が出てしまったりするかはわからないので、、、ということで。
一緒にいらしてくださった長女さんの心配を伺うと。
・ご両親が認知症になってしまった際の財産の管理権限、特に不動産の処分権限
・ご両親が亡くなってしまった際の相続手続、特にお父様が認知症になってしまった後で、お母様がなくなるなど、相続手続きに後見手続きが重なったりする可能性
・お父様名義の不動産の処分に関して
など。
伺うだに、身につまされるお話です。
長女さんとしても、色々調べておられて。
・遺言書を書いておいてもらう必要があるのではないか
・民事信託を利用した方がいいのではないか
・そのほか、利用できそうな方法論はあるか
そういったことを中心に、お話を伺いました。
まず、民事信託のおおまかな解説をさせていただき、そのメリット・デメリットをご説明。
その上で、民事信託以外で利用できそうな方法論
「財産管理委任契約&任意後見契約」
をご説明。
そして、その上で。
「遺言書の作成は、民事信託を組成するにしても、財産管理委任&任意後見の枠組みを利用するにしても、基本的には必要と考えてください」
ということもお話をさせていただきました。
そして、お父様・お母様それぞれで民事信託の組成をさせていただき、また、自筆証書遺言を作成するサポートをさせていただいた場合、何を準備していただくのかや、費用はおおよそどのくらいと見ていただくか。
こういったこともゆっくりお話をさせていただきました。
長女さんは、ご両親に何かがあったら自分が動かなければならない、という自覚と責任感をひしひし感じておられるだけに、
「今できることを今できるだけ」
しっかりしておきたい。
しておかなければ、いざという時に自分が大変になってしまう。
と思っているようですし、お母様は、
それで長女が少しでも安心してくれるならば。
と、思っておられるようです。
そこで、
「民事信託組成+自筆証書遺言作成」
をご両親分、しておきませんか、とご提案。
ぜひ、ご両親が元気なうちにやっておきたいです、とおっしゃっていただきました。
公正証書での民事信託契約書の作成になりますので、公証人さんとも調整が必要ですから、見積もりなども少しだけお待ちくださいとお伝えし、今日はここまで。
最後に、せっかくお会いできたので、他に聞いておきたいことはないですか?
と、聞いてみると、
「今日、ご相談できて本当によかったです。色々調べてはいたんですが、自分の知識が合っているのかどうかがわからなくて。今日はまだ知らなかったことも伺えて、少し安心できました」
と。
これはしっかりサポートして差し上げないと!
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今日も満月ではないにしても綺麗なお月様が。
やはり秋は湿度が低めなのもあって綺麗に見えますね!
走っている40分程度の時間でも、雲に隠れたり、また顔を出したり。
ジョギングの際の一つの楽しみですね^^
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