第3316日【 士業者は「部分最適」になりがち 】
みなさんこんばんは!
今日は、「富山相続事例研究会」の開催の日。
とあるところでは「おじさんたちが集まる日」と言われて久しい、まさにおじさんが数人集まって濃い時間を過ごす日です。
今日も例外なく、おじさんが狭い空間に5人も集まっておりました(笑)
ここ1ヶ月の間、相続関係のお仕事であったことや考えていること、経験したことを共有していきます。
また、今取り掛かっている案件で、
「皆ならどういうふうに考えて、どういう手法を取りますか?」
というように、意見を取り入れて、実際のお客様にフィードバックを行うことができる場。
その中で今日は、一つのワードに注目。
それは
「部分最適・全体最適」
という言葉。
相続手続きというのを一つの事業と見たときに。
・その事業(相続手続き)全体をバランスよくいい方向に進めようとすることを「全体最適」という役割だとすれば。
・税金なら税金、登記なら登記、といったようにある一部分の立場から見た部分に関して適切に対処することを「部分最適」と言えます。
士業者というのは、それぞれ得意分野がありますから、「部分最適」によりやすいですよね。
例えば、
税理士さんだと、
「税金の観点から言うと、〜の方法の方がいいと思いますが、登記に関してはそれでいいのかどうかはわかりません」
みたいな感じでしょうか。
それが弁護士さんなら弁護士さん、司法書士さん、行政書士、など、士業の立場それぞれでやっぱりあると思います。
立場が変わって、相続コンサルタントや相続診断士といった立場の方だと、そういう「専門性」はありませんから、
それぞれの専門家(各士業)から状況や意見をいただき、総合的に判断。
お客様のご要望や状況に従って最適解を見つけていくというバランス感を持った判断を行うことができます。
と、いうか、それが相続診断士や相続コンサルタントの存在意義なんです。
とはいえ、僕は士業者ではありますが、相続コンサルタントの端くれでもありますから、
「部分最適を考えながらも、全体最適をしっかり見据えて」
アドバイスを行うことを心がけています。
行政書士というのが相続の現場にあっては、士業の中でもコンサルタントの側に近い立ち位置だからこそなのかな、と思いますが。
また、僕の場合は不動産業者でもあるというのも一つの理由なのかなと思います。
最初から最後まで力になれる、そんな存在であれればいいなと思っています。
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今日は書類作成がメインで、事務所にこもっている時間が長かったので、一度しっかり汗をかいておくのは大事かな、と。
いつものジョギングでした。
富山も梅雨明けをしたようです。
明日からも、まだまだ暑くなりそうですね^^;
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