第3234日【 参考になったでしょうか??? 】
みなさんこんばんは!
今日は、珍しく事務所に何人ものお客様がいらっしゃいました。
普段はあまり人が来ることのない事務所なので、ちょっと珍しい感じです。
その中のお一人のお話。
この方、宅建士の試験の受験者さん。
今までは、何度か受験をして30点台をコンスタントにとっているようですが、残念ながらあと数点というところで届いていないそうです。
そういう状況の中、勉強の方法などのお話を聞いてみたい、ということでいらっしゃいました。
僕が塾の講師などではないので、受験のテクニックなどは全く分かりませんが^^;
今までどんな勉強をしていたのか、お話を伺うと。
テキストを本屋さんで購入、それを読み込み、問題集を解きながらYoutubeなどでポイントを把握する、というサイクルをしていたようです。
なるほどなるほど。
Yoputubeというのが今時だな、と思いながら、普通の勉強法ですよね。
今までの受験でも、30点台をコンスタントに取れているとのことなので、基礎的な知識はほぼ入っているのではないかと思うんです。
と、いうことは。
今の知識は点と点の状態で頭の中に雑多に入っている状態。
それを、一つ一つ関連づけて繋げてやれば、「思い出しやすく」、「使いやすい」知識になるのかな、と思います。
そのために。
①各法律を勉強する際には、第1条の規定をしっかりと読み込みましょう。
これ、結構有効です。
その法律が、何のためにあって、その法律が守ろうとしているもの(保護法益)が何なのかを知っておくと、それに関しての問題が出た時に、判断の根拠になりますよね。
②根拠法令を法律や条例まで遡って確認しましょう
法律や条例までしっかりと遡って、一つ一つの根拠を確認した上で自信を持って「大丈夫」や「ダメ」など言えるようになると、自信が出てきますし、例えば、
「民法では特に規制がない」けれど、「借地借家法」では規制がある
といったような、比較ができるようになってきます。
そうすると、知識に幅が出てきますね。
③もう少しアウトプットを意識してみましょうか。
例えば、宅地建物取引業法の勉強をして、契約書や重要事項説明書、各種調査の「知識」はありますが。
その書類がどんなふうな書類か、知っていますか?
また、どんなふうに説明がされているか、想像したことがありますか?
その辺りを知っていたら。
自分が重要事項説明をすることを想像しながら勉強してみたら。
もう一歩踏み込んで、自分が不動産を購入するときに不安になる点は?
その不安を消すために、不動産業者に何をしておいてもらったらその不安が解消できそうですか?
その辺りを先回りして不動産業者への「義務」として課しているわけですね。
だとすれば、その辺りの問題が出た時に、判断の基準になりそうではないですか?
そういうふうなお話をしながら、今、点として存在する頭の中の知識を繋げて、線として引き出しやすいようにしていけるように意識してみては?
と、お話してみました。
本人なりに色々と感じるところはあったようです。
少しでも、参考にしてもらえたならば幸いです。

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明日の予告です。
明日は、全日本不動産協会富山県本部にて、60周年記念の式典が開催されます。
理事として、参列する必要があるため、午後は丸々、ここに参加しております。
なかなか連絡が取れない状況になりますが、悪しからずご了承くださいませ。
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