第3180日【 不動産売買のセカンドオピニオンもアリじゃないですか? 】

第3180日【 不動産売買のセカンドオピニオンもアリじゃないですか? 】

みなさんこんばんは!

今日は、久々に以前相続のお手伝いをさせていただいたお客様が事務所を訪ねてくださいました。

もちろん、

「お久しぶりです!」

をいいにきてくださったわけではなく、ちょっとしたご相談ごとがあり、以前のご縁ということで、僕を頼ってきてくださったんですけどね。

ご相談の内容が複雑で、なるほど、これはなかなか難しいかもしれないな、という内容。

というのも。

①以前相続した土地の上に、息子さんが家を建てたいと思っている。

②相続した土地だけでは狭いと思っていたところ、ちょうどお隣が売りに出された

③お隣の土地も購入しようと思っている

④お隣の土地も購入した上で、その上に二世帯住宅を建てて、自分たちも一緒に住もうと思っている

⑤自分たちが住んでいる今の土地建物もそれに合わせて売却しようと思っている

と、まずはこんな状況であることを確認しました。

その上でのご質問事項がいくつか。

⑴息子さんが家を建てるにあたり、自分が相続した土地を息子に「生前贈与」するのは得策でしょうか?

⑵息子の建物建築に際して、資金援助をしたいと思うけれど、注意事項はありますか?

⑶その他、注意事項はあるでしょうか?

ざっくりいうと、こんな感じの質問が矢継ぎ早に飛んできました。

まずは。

息子さんが二世帯住宅を建ててくれて、そこに一緒に住めるなんて本当に羨ましくてありがたい状況ですね!ということをお伝えします。

聞けば、息子さん(長男)はもう少しで結婚、お嫁さんが来てくれてみんなで住むことを考えているのだとか。

なんと、ほのぼのと幸せな状況でしょう^^

相続のお手伝いをさせていただいていた時から、このご夫婦も雰囲気が柔らかく、嫌味のない、笑顔の多い素敵なご夫婦だなぁと思いながらお手伝いさせていただいておりましたが、だからこそ引き寄せられたこの状況なんだろうな、と思います。

そんなところからの出発で、各疑問にあくまで『僕なりに』ではありますが、お答えしていきます。

⑴一般的な方々から見ると、『生前贈与』はコストがかかりすぎて不経済であるため、お薦めできません。だけど、そのコスト感を理解した上で、それでもやる価値があると考えた場合には、そのメリットが生じてきます。

『生前贈与』は、思ったよりコストがかかります。

・贈与契約書の作成

・贈与税

・登録免許税(不動産の名義変更のコスト)

・不動産取得税

などのコストがかなり上がってきます。

そのコスト感を考えても、「やっておいた方がいい」と思えるなら、アリです!

と、お伝えしています。

⑵贈与税に注意ですよ。

長男への資金援助である、自分たちも住む家への資金援助であるとはいえ、息子さんが一人の名義、住宅ローンも一人の名義になる不動産。そこへの援助となると、贈与税に勘案されてしまいます。

でも、親としては、援助はしてあげたい。

では、どうしましょうか。

「あれ」とか「コレ」、「sore」が方法論として挙げられますよ。

⑶その他。。。

たくさんあります!

今のお住まい売却してその売却代金を援助するとして。

そのタイミングの違い(時間軸のずれ)をしっかりイメージしてくださいねということ。

また、援助してしたお金をすぐに繰上げ返済することの功罪。

住宅ローンの組み方のコツ。

そんなところを、資料をコピーしたりしながらゆっくりお話し。

すごく喜んでいただけました^^

聞けば、息子さんがお隣の土地を購入する際に関与している不動産屋さんも、この辺りまではちゃんとお話ししてくれなくて、不安だったそう。

『その不動産会社さんはかなり真面目なしっかりした会社さんなので大丈夫だと思いますが、もし、不安になったら「セカンドオピニオン」として、よかったらまたご相談くださいね。』

と、お伝えしました。

今後、そのお話はきっと先に進むでしょう。

間に入っている不動産屋さんは、僕が見る限りすごくしっかりとした会社さん。

ただ、担当者さんによっては、いろいろなことを思うこともあるでしょう。

その時に。

不安になった時に。

「相談できる人」がいるって、心強いですよね^^

もちろん、担当の不動産屋さんがしっかりとサポートをしてくれると思います。

が、その不動産屋さんが全てのことをわかっているわけではないかも。

そういう時は、病気の時の「セカンドオピニオン」になぞらえて、不動産売買においてのセカンドオピニオンをご提案しています。

「不動産売買にセカンドオピニオン?」

と、思われるかもしれませんが。

医療に関しては確かに、命がかかっているかもしれませんが。

不動産の売買って、命ではないですが、財産がかかってる。

だとすれば、医療にセカンドオピニオンがあるんであれば、不動産売買にセカンドオピニオンがあっても良いのでは?

今回のお客様からは、

「担当の不動産屋さんがちょっと不安だったんですが、吉村さんがいてくださるなら、安心です!」

と、言ってくださいました^^

不動産屋としても、僕が関与できればよかったんですが、状況としてはそれは難しく。

ただ、そういう関与の仕方もありますということで、安心いただけました^^

いろんな形で、お客様のお役に立てれば何よりです!

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今日も、ちょっと早めに帰ってこれたので、いつもとは違うコースでのジョギング。

先日の宇奈月のジョギングから、筋肉痛が出てきていたので、、、

本当は休むのがいいのでしょうけれど、、、

天気予報では明日から天気が崩れるとのこと。

また、来週末はまたカンパ。。。

なら、今日は無理をしない範囲でやっぱり走ってこようというわけで。

北陸の冬は天気が不安定。

春への移行期は三寒四温でやっぱり天気が安定しませんね〜

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先日、ラジオに出演させていただいた時の音声データや、
任意売却の事例などをYoutubeで紹介しています。 よかったら、ぜひ^^

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吉村 征一郎

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