第3099日【 今日はお話を伺う側で 】
みなさんこんばんは!
今日は夕方、全日本不動産協会富山県本部(富山支援部会)にて、勉強会が開催されました。
講師には、富山市役所活力都市創造部居住対策課さんからご担当者にいらしていただいて、
『富山市の空き家対策の取り組みについて』
と銘打ち、現在の富山の空き家の状況についての解説、そして、その対策で富山市が行なっていることの現状(取り組み内容)を伺いました。
どこもかしこもではありますが、やはり空き家が当然増えている。
これは言われなくてもわかるどころか肌で感じております。
それに対して、どういう対処をしているのか。
まぁやっぱり、役所としてできそうなのは、
・把握
・見回り
・補助金
ですよね。
「把握」「見回り」はできる限りのことをしてくれているようです。
市民からの情報提供で「把握」し、地震などがあれば心配のあるものから見回り、雑草の繁茂なども状況によって対応。
(と、言っても、草刈りができるわけではありませんが)
次に「補助金」ですが。
富山では
『富山市空き家再生等推進事業』
が大きな柱の一つ。
これは、
【空き家】を【公益的用途に使用】する場合に
「経費の2/3・上限500万円、ただし10年活用」(改修する場合)
または
「4/5・上限160万円、ただし5年活用」(除却する場合)
という補助金が交付されます。
結構大きな補助金ですよね!
これは不動産業者としても、相続のお手伝いをさせていただいている身としても、大いに活用していきたい!
と、思いきや。
【公益的用途に使用】
という条件がつきます。
公益的に・・・?
具体例として出ているのが、
・自治公民館に利用
・民営の学童施設として利用
・障がい者就労支援施設
などという文字が並びます。
そのほかの条件として
「営利目的でないもの」
との文字。
うーん。
見るからにハードルが高い。
使える人には使えるけど、使えない人には全く縁のないもの。
解体する際にも利用できるけど、解体後の土地を「公益的に」利用する必要あり。
無料休憩スペースに利用するなり、バスなどの待合場所にするなり。
また、解体の場合には、別の補助金
「富山市老朽危険空き家等除却事業」
についての補助金です。
これは、倒壊の危険があるような空き家を解体する場合に利用できる補助金ですが、
「経費の1/2、上限50万円」
という少しスケールの小さい補助金。
とはいえ、少しでもこういう補助金を利用して、解体などを進めていただきたいものです。
担当者さんに直接、
「空き家」
の定義や、使途の
「公共性」
の定義を伺いましたが、まだまだこのあたりは固まり切っていないようですね。
ここは、役所としてもラインをガバガバにするわけにはいかないけれど、利用してもらえないと元も子もない、と言ったところ。
現時点では正直な話、使い勝手は甚だ悪い印象ですが。
なんとかして活用していきたいものです。
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午前中は、レンタカー事業(自家用自動車有償貸渡)の許可についての変更届出。
まぁほぼ紙ペラ(届出書)を何枚か提出してくるだけなのですが、やっておかないといけないことですからね。
ついでに、来週一件、運送業の許可申請書を持ってきますね、と予告して帰ってきました^^
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研修会終わり富山支援部会の忘年会。
参加人数は少なめでしたが、わいわい楽しく語らってきました!
来年はもっと盛大にやれるといいのですが!
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今朝は久々に青空!
出勤時は真っ暗だったので山は見られませんでしたが。
そして、午前中はほぼ事務所に缶詰だったので、山は見られませんでしたが。
久々の青空。
それだけで気分も晴れますね^^
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