第3023日【 あれ? ちゃんと税金は払っていますよ? 】
みなさんこんばんは!
今日は初めましてのお客様との打ち合わせ。
相続手続のご相談で、とある葬儀社さんからのご紹介でお会いしてきました。
手続きが必要な相続財産の中に、当然ながら不動産があります。
・実家の宅地
・実家の建物
・田んぼや畑
やっぱり富山の方々は多いパターン。
先日からお願いしていた固定資産税の納付書とともに、課税明細書を見せていただきながらお話を進めます。
すると。
どうやら建物は登記されていないらしく、家屋番号が付されていません。
ということを告げると、お客様が
「ん? それってどういうことですか? 税金はちゃんと払っていますよ?」
そうですよね。
わかりにくいですよね。
『登記』という制度と、『固定資産税の課税』とは、全く別の制度。
なんの連携も関係性もないかと言われればそうでもないのですが。
『登記』がされていなくても、『固定資産税』は課税されますし、逆にいうと
『固定資産税』が課税されていても『登記』がされているとは限りません。
今回は、『固定資産税は課税されているけれど、登記はされていない』というパターンでした。
きっと、建物を建てたときに融資(住宅ローンなど)を利用していないからでしょうね。
よくある話なんです。
そして話はまだまだ。
残されている書類を見せていただいていたら、きちんと
『建築確認済書』
が残されていました。
これを見て僕が、
「ああ、ちゃんと合法の建物ですね〜」
ってお話ししたのですが。
「??? 税金はきちんと払っていて、でも登記はされていなくて、だけど合法??? どういうことですか???」
そうですよね。
わかりにくいですよね。
要は。
・税金が課税されているかどうか
・登記されているかどうか
・合法の建物になっているかどうか
は全く別の基準になります。
レイヤーが異なるわけですね。
なので、
『税金は課税されていて、登記もされているが、建築基準法違反』
なんていう建物もあります。
今回の建物は
『税金も払っていて、建築基準法等にも準拠しているが、登記がされていない』
という建物であったということ。
では、こういう建物はどうすればいいか。
本来的には今からでも登記をするのですが。
今後のことも考えて、どうするのがいいのか。
いくつかアドバイスをさせていただきました。
他にもいろんなお話をさせていただきましたが、見積もりも経て、その場でご依頼をいただけました^^
帰り際
「いろいろお話を聞いて、安心できました!」
と言っていただけたのが嬉しかったなぁ^^
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今日もお邪魔してきた法務局。
法定相続情報の申請や登記事項証明書の取得で。
いつもながらに法務局のみなさんは丁寧に対応してくださって感謝です。
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先日、ラジオに出演させていただいた時の音声データや、
任意売却の事例などをYoutubeで紹介しています。 よかったら、ぜひ^^
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